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IRELAND アイルランド歴史資料室 RECORDS

 
1916年イースター宣言
「アイルランド共和国暫定政府から
アイルランド国民へ」

 

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POBLACHT NA H-EIREANN
ポブラハト・ナ・ヘーラン
アイルランド共和国
暫定政府から
アイルランド国民へ

アイルランドの紳士淑女諸君。 神の名において、そしてこの国が古き国民的伝統を受け継いでいる今は亡き幾世代もの人々の名において、アイルランドは我々を通して、その自由のために、その子孫をその旗のもとに呼び集める。

秘密の革命組織・アイルランド共和主義者同盟(IRB, Irish Republican Brotherhood)を通して、そして公然たる軍事組織・アイルランド義勇軍とアイルランド市民軍を通して、アイルランドは人々を組織し、訓練してきた。その訓練は辛抱強く完遂された。そして蜂起するまさにその瞬間を決然と待ってきた。そのアイルランドは、いまその瞬間を手にしたのである。アメリカに流浪した子孫たちによって、またヨーロッパの勇気ある同盟諸国によって支援されているが、なによりもまずアイルランド自身の強さを頼りに、勝利を充分に確信して打ちのめす。

アイルランド国民はアイルランド所有、アイルランドの運命を自由に決めること、ならびに主権を有し、それが破棄されない権利を有することを、わたしたちは宣言する。外国人と外国政府によってこの権利が長らく強奪されてきたが、アイルランド国民が消滅しない限り、この権利は消えないし、消すことも決してできない。どんな時代にも、アイルランド国民は国家の自由と主権を持つ権利を主張してきた。過去300年間に6回、アイルランド国民は武器を取って主張した。この根本的権利に基づき、再び世界のただ中で武器を持って立ち上がり、わたしたちは個々に主権を持つ独立国家としてのアイルランド共和国を宣言する。そして、わたしたちは自分たちの生命と、その自由の大義のための武装した同志たちの生命にかけて、福祉と国際的地位向上を誓う。

アイルランド共和国は、すべてのアイルランド人の男女から忠誠を与えられており、ここにそれを主張する。アイルランド共和国は、その市民に、宗教と市民的自由、平等権、機会均等を保障する。そして、国全体と各地方の幸福と繁栄を追求し、国のすべての子供たちを養育し、過去に多数派から少数派を分離させた外国政府によって慎重に培われた対立を忘れるという決意を宣言する。

わたしたちの戦いによって、アイルランド全国民の代表者であり、その全国民男女平等選挙によって選ばれた永久的国家政府を打ち立てる瞬間がくるまでは、ここに設立された暫定政府が国民の信頼において共和国の文民・軍事的諸事を管理するであろう。

わたしたちは、アイルランド共和国の大義を、至高なる神の保護のもとに置く。わが軍に神の恵みがありますように。そして、臆病、冷酷、略奪によってその大義が汚される者がないことを祈る。この至高の時にあたって、アイルランド国家は、公益のために自らを捧げるアイルランドの子らの勇気、訓練、準備によって、その名にふさわしい威厳のある運命に値すると証明させなければならないのだ。

臨時政府のために署名

Tomas O Cleirigh
Sean Mac Diarmada    Tomas Mac Donncha
Padraig Mac Piarais    Seosamh Pluincead
Seamas O Conghaile    Eamonn Ceannt

トマース・オクレイリ
ショーン・マクディアマダ  トマース・マクドンハ
ポードリック・マクピアース  ショーサウ・プリンシェアド
シェアマス・オコンガル  エモン・シェント

 

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1867年 フェニアン宣言
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1921年1月 ブラック・アンド・タンズ
  
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  1972〜1989年 プラスチック弾・ゴム弾

  1981年 ハンガーストライキ

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