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Saoirse & IRIS 非公式日本語ページ
Saoirse & IRIS Unofficial Japanese Page

 

このページは、アイルランドの共和主義シン・フェイン党(Republican Sinn Fein, RSF)の機関紙Saoirse(スィールシェ)ページと、メールマガジンIRIS(アイルランド共和主義者情報サービス)を翻訳し、オリジナル・デザインで再構成したものです。RSFには資料使用許可を得ていますが、特に政治的・思想的な関係があるわけではありません。このような考えを持っている人たちがいる、ということを紹介するにとどまります。したがって、RSFはこのサイトの他の部分の内容について関知していませんし、当方もRSFの主張に関する責任は一切取りません。ただし、翻訳の間違いなどについては全責任を負います。

Saoirse Online--Irish Freedom (Original)|(日本語版)
アイルランド共和主義者情報 IRIS (Original)|(日本語版)

 


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スィールシェ・オンライン 北斗七星 「Saoirse(スィールシェ=アイルランドの自由)」は、アイルランド共和主義運動の声である。共和主義シン・フェイン党の月刊紙名は、1910年11月に発刊されてから英国当局によって弾圧された1914年12月まで毎月刊行されたフェニアンの新聞「アイルランドの自由=Saoirse(スィールシェ)」にちなんでいる。その新聞の貢献者のなかには、ブルマー・ホブソン、P・S・ヘガーティ、テレンス・マクスウィニー、ポードリック・ピアース、アーネスト・ブリュヘ、ピアース・ベアズリー、パット・デヴリン、フレッド・コグリー、J・W・グッド、ロジャー・ケースメントらがいた。

アイルランドの共和主義者は、人々に語る手段として、いつも新聞を発行しようとしてきた。革命家として、体制側メディアによって促進された現状肯定のメッセージへの反対行動をおこなうためには、わたしたち自身の情報源に頼る必要があったのである。

200年以上前の1972年1月4日、「北斗星(Northern Star)」が創刊された。ユナイテッド・アイリッシュメンのベルファスト協会で作られたこの新聞は、宗教を問わずアイルランド人のあいだの統一を促進した。それは、アイルランドの統一と自由の敵対者にとっての一般的な敵であった。「北斗星(Northern Star)」の経営者たちと、その印刷者ジョン・ラブは、1793年1月に煽動罪で告発された。事務所はベルファストのユナイテッド・アイリッシュメンへの大弾圧に際して、1796年9月16日、再び襲われた。「北斗星(Northern Star)」の印刷機は、1797年5月19日、イギリスかぶれ市民兵によって打ち砕かれてしまった。

新しい新聞 「報道(The Press)」は1797年9月28日に出た。

ドゥンガノン・クラブによって1906年12月13日発行された「共和国(The Republic)」創刊号の短い記事で、ブルマー・ホブソンはこう書いている。

アイルランドは今、地球の自由な人々のあいだに場所を占めたいと要求している。アイルランドはその要求を放棄したことはないし、これからも放棄することはないだろう。そして、アイルランドの要求が認められ、その声が国際機関でも聞かれるようになるまで静かになることのない勢力が、現在活動している。

その目標に向けて「(共和国)The Republic」がスタートした。それは、アイルランドの政党のなかに党を作ることもせず、党宣伝もせず、いかなる政党との論争に時間を浪費することもなかった。それは、アイルランドで最も優れ、最も偉大で、最も進歩的で先見の明のある人たちすべてを、共和国の旗のもとに集めるために、そして、共和主義者の党を作るためではなく、独立アイルランド共和国を打ち立てるために始まったのだ。

わたしたちはアイルランド共和国のために戦う。それは、いかなるイギリスとの妥協も、いかなる統一の廃止も、いかなる地方自治における譲歩すなわち自治権委譲も、アイルランド国民の国家的希望を満たすことはないであろうし、わが国の精神的、道徳的、物質的な無制限の発展を許さないであろう、とわたしたちは考えているからである。国家の独立はわたしたちの権利である。わたしたちはこれ以上を求めないが、これ以下は決して受け入れない。

独立アイルランド共和国は、それゆえ、わたしたちの目標である――全国民の利益のためにアイルランドの全国民によって統治され、天下の他のいかなる力による障碍すなわち妨害、監督あるいは干渉のないこと。わたしたちはアイルランド以外のいかなる国に対しても従う必要はないのだから、他のいかなる国にも身を任せることはないであろう。

カトリックとプロテスタントを分裂させ続けてきた古来の憎悪、古来の対立――古来のおもねりへつらう精神を、人々は押し殺し、忘れなければならない。無駄で外面的な政治運動であるユニオニストとナショナリストは捨てて、おとなしくさせなければならない。その代わりに、いかなる宗派もアイルランド人を救うことはなく、いかなる党も国家を救うことはないということを認めて、雄々しく闘志に満ちた国家的運動を打ち立てなければならないのである。

「Saoirse(スィールシェ/アイルランドの自由)」は、1986年、シン・フェイン党アルド・エイス(Ard-Fheis)で改革主義多数派が、26州国家機関を認め、選出されれば参加することに投票したため、共和主義運動が分裂したことから生まれた(覚えておいていただきたいが、シン・フェインが1905年に設立されたのは、アイルランドにおける英国の権利を否定するために、その権力を行使する英国議会への参加を拒否するためであった。そして、1920年代に英国占領6州と残りの26州の分離議会が作られたが、共和主義者は先の原則をこの分離議会にも当てはめた。暫定シン・フェイン党運動は、シン・フェイン党とよばれるいかなる先行組織とも明確に異なった組織を作って、以前からそのような破壊活動を行なっていた)。アルド・エイスでの少数派は脱退して再組織した。シン・フェイン党と同じ構成で運営し、1905年のシン・フェイン党と同じ議会欠席主義の原則を主張している。そして、共和主義シン・フェイン党(Republican Sinn Fein)として闘争を行なっているのである。

スィールシェ題字 共和主義シン・フェイン党の最優先事項の一つは、新聞を発行することである。1986年11月、「共和主義広報(Republican Bulletin)」の創刊号は、分裂の理由と再組織の進展を説明するために作られた。判型はA4判8ページであった。「共和主義広報」は毎月発行されていたが、1987年5月、同じA4判の新月刊紙「Saoirse(スィールシェ=アイルランドの自由)」に変わった。1987年11月には、「Saoirse(スィールシェ)」は8ページのタブロイド判として発行されるようになった。それ以来この新聞は発展し続け、現在は16ページの月刊タブロイド判として発行されている。

北斗七星 1996年6月、わたしたちはインターネット版を創刊した。それ以来、「Saoirse(スィールシェ)」の各号をウェブ・サイトに掲載してきた。サービスの範囲を広げるために、WWW「Saoirse Online(スィールシェ・オンライン)」の形態も利用してきたのである。「Saoirse(スィールシェ)」紙に加えて、週刊ニュース更新される「Irish Republican Information Service(アイルランド共和主義情報サービス)」と、歴史的価値のある記事・文書を提供する「For the Record(記録)」も公開している。「For the Record(記録)」は、「For the Record(記録)」とも呼ばれる「Saoirse(スィールシェ)」の毎月の年譜から作成した年譜も含んでいる。

 

 

日本語文書
1993:●共和主義シン・フェイン党の立場
1997年7月:●ブレアの選択肢:国内植民を受け入れよ、さもなくば弾圧にあうぞ
1997年5月:●自由への袋小路ウェストミンスター

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No.236 1998年7月13日

1.アントリム州で3人の子供がロイヤリストの爆弾で殺された/2.バリモニーの悲劇は英国失政の結果/3.ドラムクリー阻止:ナショナリストは代償を支払わされるだろう/4.ドラムクリー阻止は続く/5.広い威嚇の網/6.6州でナショナリストが包囲されているさなかにマキャリースはオレンジ結社員をもてなす/7.カトリック教会が攻撃の波によって炎上/8.HARRYVILLEのピケットがBallymenaで再開/9.ラーガンの若者たち、RUCに投石する/10.共和主義者一家への危険な攻撃/11.マクギネス、マーティナ・ドネリーにねじ込まれる/12.プロヴィジョナル、さらなる脅威を示す

No.235 1998年4月20日

1. 協定は決定ではない/2. 新聞、団体、個人がストーモントの取引に反対/3.「英国からの解放によって恒久平和」――バリナマックでオブラディ/4. ストーモント「合意」は対立の現実の原因を述べていない/5. 若き共和主義者の声/6. 血の日曜日の調査、デリーで開始/7. アントリムの家族に銃撃

No.234 1998年4月9日

1. 共和主義運動指導者からの復活祭宣言/2. 今週末、27州で復活祭記念/3. 刑務所検閲官により止められたジョセフィンの手紙/4. 6州で拳銃を禁止するな/5. アプレンティス・ボーイズの行進が下オルミュー道路から閉め出される/6. 暫定派はストーモントに入る準備をしている/7. ストーモント会談において棚上げされる問題、そして元ナショナリストは英国支配下の警察に組み込まれるのか?/8. ラルネのナショナリストが爆破された家から脱出/9. ラルネのナショナリスト家族の恐怖/10. ロイヤリスト群衆攻撃によってナショナリストの家が石油爆弾攻撃される/11. ナショナリストはGarvaghy道路を通らないよう要求/12. LVF囚人は尋問後Hブロックから移送/13. 血の日曜日の調査、デリーで開始

 

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