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あまりにも出来すぎ？
　おそらく、あなたはSpy & CounterSpyウェブサイトに目を通し、うーん、これはあまりにもできすぎだ、と思っていることだろう。
　そういう姿勢は常識を示している。疑って当たり前だ。対監視においてあなたが最初に学ぶべきことは懐疑的であることだ。何であろうと、当たり前であると受け取ってはならない。額面価格で受け取ってはならない。そして、それは Spy & CounterSpy ウェブサイトについても同様である。
　わたしたちは、精査のために停滞することを気にしない。読み続けてもらえれば、あなたがわたしたちを試して、自分自身で、わたしたちがFBIのためのエージェントではないということを証明する方法を説明しよう。
　はい、用心深いのはＯＫだし、ちょっと疑ってもらってもいい。しかし、恐怖によって選択の幅を狭めようとしてほしくはないのだ。あなたの人生を恐怖によって導いてほしくない。
　そして、それは簡単に起こりえることだ。ここに理由がある。
　都市の設定。監視は都市の設定でよく存在する。職場。家庭。通り。舗道。モーテル。レストラン。地域。
　監視は都市の紛争である。それは簡単なものだ。あなたが監視されていることに気づけば、監視は都市の紛争になる。
　多くの政府が都市紛争についての研究をしてきた。なぜか？　政府が都市紛争をその治安機関、秘密警察、その他の活動によって生み出してきたからだ。彼らは研究を行なっているため、彼らの生み出した都市紛争を完全に統制する方法を理解している（例：合衆国海兵隊諜報部は現在シカゴの地図を作っている）。
　都市紛争はストレスだらけだ。極めてストレス的だ。巻き込まれた人々がどのように影響するか、ここに示す。この議論で、わたしたちは彼らを戦闘員と称することにしよう。
　都市紛争における戦闘員の75％は感情障害に悩まされる。それはあなたの気分ということだ――あなたはストレスを受け、ぎりぎりまで緊張している。それはまた、それは、集中力・焦点を合わせる力に加えて、誇張された驚きの反応などの計測可能なものも含んでいる。
　戦闘員の25％はより重大な「神経系の不調」と呼ばれるものをこうむる。それは、「不安」ということである。あなたは本当に用心深く、本当に疑い深くなる――幾分は偏執狂のように。
　そして、最後に、戦闘員の約10％は、精神病の既往症を有している――これらの人々のための略称は忘れよう。彼らはまさに彼岸に行ってしまっているのである。
　結論？　都市紛争は、警察、麻薬担当官、SWATチーム、機動隊、情報提供者といったあなたの知っている人々にとってもまさにストレスを引き起こすものである。それは監視チームにとってもストレスの溜まるものだ――そして、監視の標的にとっても。それは、あなたやわたしのような人のことである。これは、有罪であろうと潔白であろうと、あなたに対して監視チームが与える避けられない損害の一部にすぎない。
　あなたがすべきこと。第一に、あなたは一人ではないということを忘れてはならない。すべての監視の標的はこれをすり抜ける。それが自然だ。それはゲームの一部だ。
　疑いすぎ、用心深すぎるという罠に陥らないように注意する必要がある。あなたは自分の人生を恐怖によって導いてしまう25％の人になることを注意深く避けなければならない。75％のうちに入ることすら、監視下において発揮されるあなたの能力を顕著に低下させるものである。
　これを避ける最善の方法は？　物事を通して考えよう。論理的に。賢明に。
　もちろん、FBIはあなたにそうしてほしくない。FBIは、あなたが恐怖によって決定を行なうことを望んでいる。FBIをこの頭脳ゲームに勝たせてはならない。

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通して考える……
　あなたと Spy & CounterSpy ウェブサイトに影響する三つの要因がある。あなたは、それを通して考えなければならない。三つの要素とは、合法性、データヴェイランス、開放性である。あなたはこの要素の三つすべてについてはっきりしているというならよい知らせだ。
　合法性。これは、あなたと Spy & CounterSpy ウェブサイトに影響する第一の要因である。 Spy & CounterSpy を読むことは完全に合法である。その情報が特に繊細なものであったとしても、調査ジャーナリズムの受け入れられている方法を使って再編集したものである。さらに、合衆国憲法は、あなた自身を政府の秘密機関から守る権利を認めている。だからあなた方は監視と対監視について興味を持っても、何も悪いことはない。
　もちろん、FBIやATFの監視チームは、あなたがもっと学ぼうとすることに罪悪感を感じさせようと最善を尽くすだろう。同じレベルの土俵に上がってほしくないというわけだ。馬鹿者は、あなたを低地に置いて戦おうとする。あなたに賢くなってほしくないのだ。
　データヴェイランス（データ監視）。これは、あなたと Spy & CounterSpy ウェブサイトに影響する第二の要因である。データヴェイランスはスパイ用語で、データを監視ツールとして使うことである。もしあなたがこのサイトをすでにブラウズしたなら、おそらく別の議論サイトもブラウズしていたのだろうと思う。とすれば、すでにどこかで目にしたことだろう。
　国家安全保障局（NSA）は定期的に、合衆国での電子通信を監視している。それは、一部ではない。すべてをである。それは、電話会話、ファクス送信、テレックス、電子メール、インターネットということだ。そのすべてだ。彼らにとって興味のある通信を継続的に走査している。そして、彼らはそれが得意だ。
　NSAは非常に強力なコンピューターを有している。そして、それらを使う賢い方法を知っている。彼らはキーワードを検索するために使うのだ。また、強力な音声認識ソフトも有している。NSAにとって、インターネットでだれかを追跡するのは子供の遊びのようなものだ。
　だから、うぬぼれてはならない。もしあなたがインターネットで重大なブラウズをしていたなら――あるいはあなたが何か「興味深い」電話会話をしたことがあるなら――あなたの名前はすでにNSAリストに載っている。そして、NSAはその情報をFBI、ATF、DEAと共有しているのである――あるいは他国の機関とも。彼らはすでに、何らかの意味での傾向を有した人物としてあなたを特定してしまっている。
　だから、別にあなたは Spy & CounterSpy を読んだからといって、新たな監視対象として関心を引き寄せるわけではないのである。実際、興味の範囲が広いアメリカ市民であるという単にそれだけのことで、監視を誘うことになる。あなたがしていることに罪悪感を感じてはいけない――何も問題はない。問題があるのは政府なのだ。彼らは合衆国における思想警察として機能する機関を運営しているのだから。
　開放性。これがあなたと Spy & CounterSpy に影響する第３の要素である。FBI、ATF、DEAその他の監視チームが、あなたがこの素材を読んでいるのを発見したとしても、それは重要ではない。それだけでは彼らに何も得られることはない。あなたは何の不利益もこうむらない。
　これはこのように考えてほしい。 Spy & CounterSpy を読むことは、チェスの遊び方の本を読むのに似ている。あなたがチェスを本で学んだことがあると相手が知る事実をもってしても、あなたは傷つかない。それは不適切なことだ。勘定に入るのは、盤上で起こることだけである。
　同じように、あなたが対監視についての文献を読んだことがあるとFBIが知っているという事実も、あなたを傷つけることはない。それは不適切なことだ。勘定に入るのは、盤上で起こることだけである。
　Spy & CounterSpyは、監視チームが避けられない特定の状況において使うためのテクニックを教えるものである。しかし、さらに重要なことだが、Spy & CounterSpy は、対監視の概念と原則をも教えるのである。これらの概念を理解したとき、あなたはさまざまな監視状況に対応できるようになるだろう。最善の場合、あなたが学んだことをどのように使うか、FBIには知るすべがないということにもなるわけだ。

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あなたはどこにいたいか？
恐怖ではなく、論理にあなたの人生を導かせよ。物事を通して考えよ。あなたは今どこにいるかを考察せよ。それから、 Spy & CounterSpy を通して得られる情報やノウハウを活用すれば、あなたはどこにいることになるか、考察せよ。
　あなたはどこにいるのか？　おそらく監視下にある。おそらくそうではない。それを見いだす能力をあなたはおそらくまだ持っていない。
　あるいはたぶん、いつか監視と抑圧の標的になるかもしれないと心配している。監視下にあるかどうかを決定する技能を身につけることは、あなたが安眠できる助けとなろう。さらに致命的に、まさに開始したという監視チームの早期警戒信号を検出することができるなら、あなたは有罪とされることを避けるのに必要な歯止めを得ることになろう。
　今から一か月、どこにいるか？　もし何もしないなら――もしこのサイトをブックマークして戻ってこないのなら――あなたは同じ状況にあるだろう。あなたは闇の中にいるだろう。
　逆に、自分の周りで起こっていることについて学び、発展させ、よりよく気づこうという挑戦を受け入れるならば、あなたが今いる場所をはるかに超えていくだろう。最低限、あなたは考えるためのいくつかのことを学ぶことになる。探すべきものを知ることになる。
　プライバシーはあなたの「権利」だ。あなたがプライバシーを望んでいるということは、あなたが何かを隠したいということを意味するわけではない。あなたは手紙を封筒に入れないか？　あなたはシャワーのときに浴室の戸を閉めないか？　合衆国憲法によって認められた既存のプライバシー権をあなたは持っている。
　だから、もしあなたがFBIに嗅ぎ回られたくないというふるまいをやがて行なうならば――あなたのやるべきことはこういうことだ。Spy & CounterSpy を読む間、あなたの行動を中断せよ。わたしたちの記事が真実であるということをすぐに知ることになるだろう。あなたは、学んだことをすぐに適用させられるだろう――そして、すぐに結果を見始めることだろう。わたしたちがエージェントの手先ではないということがわかるだろう――わたしたちはFBIその他の治安機関・諜報機関の手先ではない。対監視についての未解決の情報源として、わたしたちを信用できるとわかるだろう（わたしたちは否定の証明はできない。自分たちがエージェントの手先でないとは証明できない。しかし、肯定の証明ならできる。わたしたちは、信頼でき、有用で、強烈な対監視・反監視情報や、地下都市活動の方法を提供しているという証明ができる。わたしたちの言葉を文字通りにとれとは言わない。それを自分で試してほしいというのである）。
　あなたは負けない。 Spy & CounterSpy ウェブサイトを訪れることをやめようと決めたとしても、あなたはやはり自分が監視下にあるか否かをわかるのに十分なものを学んでいることだろう。止まって考えよ。むしろ、あなたは監視されていることを知っているのではないだろうか？

誰がわたしたちに出資するか？
　Spy & Counterspy は、誰からも恩恵を受けていない――政府からも、大企業からも、多国籍企業からも、主流の報道機関からも、軍産複合体からも、新登場した警察産業複合体からも。
　だから、わたしたちの文章は強烈なのだ。わたしたちは指を指す。わたしたちは名前を明示する。パンチを引っ込めない。ここにいるだれもが、Spy & CounterSpy を、あなたの残された権利を守るための方法についての信頼に値する情報源とするために、熱心に働いている。
　では、どこから資金を得ているのか？　あなたのような人からである。対監視、反監視、地下都市活動法についての最新で独立の情報源の価値を理解する支援者からである。それがどれほど重要であるかを理解する人々は、政府の暴走のおそれが増大していると見る人々が自由を守るために闘争する米国全土の活動家・反対者・弁護グループを支援することになる。
　わたしたちはこの支援に感謝している。わたしたちが法人としての形を維持できるからである。これについては、この文書の末尾の小さな印刷を読んでほしい。法人のベールは、馬鹿者どもに対するわたしたちの防衛機構の一つなのである。

Spy school for the rest of us.

これは小さく表示。 企業としての形を維持することが、政府とその機関による干渉から自分自身を守ることのできる唯一の方法だとわかったので、ここに記しておく。企業としての形の法的土台は、異論、抗議、活動を抑圧するために当局が用いる監査攻撃その他の経済戦に対する最初の防衛線である。彼らはまた、"Spy & CounterSpy"は海外の諜報機関やテログループに出資されたものだという仮説を証明しようと決定している――しかし、私たちの団体の歳入と支出の記録の複式簿記が、熱心すぎる調査者や事件担当役員によって組み立てられた証拠に対する防御である。
内容について Copyright © 1988 Lee Adams. All rights reserved. 発行 Lee Adams Seminars. 娯楽と情報目的のみに提供される。"Spy & CounterSpy"と「私たちの安心のためのスパイ学校」と「人々にイエスと言わせる方法！」は、合衆国、カナダ、その他の国での登録商標である。Lee Adams Seminarsは、Here's-how, Right-now! Seminars Inc.の一部門である。
事務所: 3273 Tennyson Avenue, Victoria, British Columbia, Canada.
住所: PO Box 8026, Victoria BC, CANADA V8W 3R7.
電話: (250) 475-1450.
FAX: (250) 475-1460.
電子メール: reader_service@SPYCOUNTERSPY.com
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日本語版序文
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