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暗号を使おう!

 


手紙を封筒に入れるように
電子メールに暗号をかけよう!

 電子メールに暗号をかけて送ることは、手紙を封筒に入れて送るようなもの。ごく自然なことである。

 ここでは、暗号ソフトPGPをはじめとする暗号の問題についての資料を集めたい。あまり専門技術的なものは別のところにお任せするとして、暗号を通じてプライバシーとか暗号政策といったものについて考えていきたいと思う。

 

暗号の基礎データ

暗号にもいろいろ種類がある。

その中で、有名なPGP(Pretty Good Privacy)などの「公開鍵暗号方式」のものは、現在の技術では解読不能である。 アメリカのNSA(国家安全保障局)でも無理。

しかし、現実問題として、暗号は解読されてしまうことが多い。その最大の原因は人間の側にある。誰でもわかるようなパスワードを設定したり、それをどこかに書き留めておいたり。暗号をかけたくせにメールのタイトルに内容を書いてしまう人も多いらしい。

また、内容が分からなくても、場合によっては「どこのだれがだれにメールを送った」ということそのものが重要な情報となる場合もあるだろう。

バックドア(政府などが誰の暗号でも解読できるようにする仕組み)技術などは、今のところ、アメリカでは猛反発を受けた。でも、日本人は「犯罪捜査に資する」とかいわれると「反対する奴は犯罪者」などという低劣な論理を持ち出して賛成しかねない。

結論。暗号技術そのものはほぼ完璧だ。それが破られる原因は人間の側にある。

 

もくじ

2000年盗聴法に完全対抗する暗号術

完全日本語化版 Project Tochows2000。

ついに盗聴法がやってきた。2000年8月15日から、日本はプライバシーなき暗黒時代を迎える。それに対抗するための方法をここに公開する。

本当はここにこんなことを書いてしまいたくはない。相手に手の内を見せるようなものだからだ。しかし、何もしないよりは対策をとったほうがいいと考えて、その全テクニックを公開する。単に暗号化するだけでなく、セキュリティを格段に高める方法である。

読んで、そのとおりやればいい完全実用マニュアル。

PGP ユーザーズ・マニュアル 第1巻

PGP (Pretty Good Privacy) のユーザーズ・マニュアル、第1巻。バージョンは古いが、これでPGP暗号の基本がわかると思われる。制作者の理念も伝わる必読文書。

The comp.security.pgp FAQ 日本語版

 PGPに関するFAQ。技術的な問題から、セキュリティ問題に至るまで懇切丁寧。PGP内部でどのような数学的処理が行なわれているかというデータもある。

パスフレーズFAQ 日本語版

 PGPでは、鍵を作るときにパスフレーズ(パスワードの長いやつ)を使う必要があるが、解読されにくいパスフレーズを作るにはどうしたらいいか、というFAQ。あなたのパスフレーズの解読されにくさを得点表示する公式もあり。

バックドアはあるのか?

 バックドアとは、暗号文の受け手だけでなく、政府などが誰の暗号でも解読できるようにする仕組み。これがPGPにも組み込まれている!? 実のところ、PGPはソースコードが完全公開されているから、もしそういう詐術が仕込んであれば、今ごろとっくに発見されているはず。つまり、今のところ、安全だろう、ということである。

NSAはPGP暗号を破ることができる
 有名な冗談文書。本気にしないように。

Phrack Magazine
 上の文書の元ネタになった電子雑誌の投稿欄の記事。47号より。出典がおふざけのところだということがわかる。

秘密のバックドアのあるPGP鍵ソースコード
 もちろん、技術的にはバックドアを仕組むことは不可能ではない。こうやればバックドアを組み込めるという技術的文書。

暗号関係リンク集

 

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2000年盗聴法対抗
ダウンロードPGP6.5.1iPGP disk
日本語化PGP鍵作成
PGPdiskマウント秘密鍵を隠す
落とし穴
完全抹消法

PGP ユーザーズ・マニュアル 第1巻
The comp.security.pgp FAQ 日本語版
パスフレーズFAQ 日本語版
バックドア NSAPhrack Magazineソースコード
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