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世界のテロ組織と対テロ組織
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警視庁特殊急襲部隊(SAT)
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●警視庁特殊急襲部隊(SAT)特殊警備隊のなかでも、警視庁の第六機動隊や大阪府警や千葉県警などの機動隊の部隊にはテロ対策の任務が与えられている。この部隊が、特殊急襲部隊(SAT)と呼ばれる対テロ特殊部隊である。●設置 警視庁第六機動隊に1個中隊(3個小隊)――6機の七番目の中隊という意味で「七中隊」。 平成8年5月に「特殊急襲部隊」という正式な名前が付き、他に5道県警察にも1個小隊ずつ創設されて、警察庁内で配備される機動隊の隊長に対して部隊の隊旗の授与が行われた。 ●任務 ●配置 ●編成 SAT=3チーム、総勢約60人。中隊編成。 1チ−ム(小隊)の編成 狙撃要員として指名を受けている隊員が小隊内に数名いる。狙撃班員はもし篭城事件やハイジャック事件が起きた際は昼夜問わず遠距離からの監視、警戒を行わなければならず、だいたい2交代で監視を行うことが多い。 接近して盗聴などを行う隊員も決められているらしい。接近偵察には高度な盗聴装置などが用いられて、電子機器に精通した隊員で行われる。 ●階級 ●勤務 ●他国特殊部隊との関係 その理由。
2)GSG9が内務省の国境警備隊の部隊だった。国境警備隊は準軍事組織ということになっているが、基本的には警察官なので、隊員になるときには警察学、法律などの座学がある。同じ警察ならということで日本の警察庁の幹部がドイツのGSG9に赴き、装備や運用、作戦などの研究を行なった。 創設時、第1期の隊員はドイツのGSG9に極秘に赴いて(一部の隊員は英国のSASにも)教育を受けてきたらしい。そのため、最初はGSG9と同じ装備を導入している。 SAT創設時に、ある小隊は英SASへ、ある小隊は独GSG9へと短期留学の形で送り出され、基礎的な技術を取得した。GSG9の隊長は来日して直接指導も行なっている。しかし、帰国後は日本向けにアレンジした訓練方法を独自に考案した。 現在は米FBIやSWATから、市街地における人質救出作戦などの指導も受け、術科センター、中隊用特別訓練場(場所は極秘)、中隊内で日夜訓練に励んでいる。 ●主な装備 ※SIG SAUER P230自動短銃は、正式には未配備。これは機動捜査隊を中心に配備 ヘルメットはケプラー製のフリッツスタイルヘルメットに変わった。 回転式拳銃(ニューナンブ) これまで正規の予算ではなかったため、個人装備については旧式のものが多かった。しかし、SATとして正式に予算がついた96年からは最新式のものが導入されている。 98年度のSATには約50億円の装備強化予算が計上されていて、その中には緊急展開用のヘリコプター2機も含まれているらしい。 ●出動事件 東京サミットなどの要人が来日する大規模な警備があるときは、必ず空港近くで待機していたといわれている。 ●訓練 某警察本部の機動隊に所属するSATが、某陸自駐屯地で訓練をしている。陸自駐屯地の「戦闘射場」と呼ばれる実弾射撃の訓練場で、なにやらナガモノを持ち伏せ撃ちやら何やら。 もしかして、89式自動小銃を装備したのか?
●名前削除 理由1)隊員個人をテロから守るため。 理由2)もしテロ事件が実際に起きて、SATの隊員がテロリストを死亡させてしてしまったときに、隊員個人に対して特別公務員暴行陵虐致死などで告訴されないようにするため。広島で起きたシ−ジャック事件の時、犯人を狙撃した隊員個人が特定されて訴えられたことがある(この時は、広島地裁によって、この行為は正当防衛で適法という判断が下された。人質を取って行われる犯罪の場合は、他の採用可能な手段がないこと。つまりもうこれしか最終手段がない時は、犯人に対して威嚇射撃なしに短銃、ライフル銃(特殊銃)、短機関銃などで狙撃しても正当防衛に当たるという見解になっているらしい)。 ●情報公開
「警視庁ガイド」「警視庁機動隊」「治安フォーラム」、ラジオライフなどに掲載されている過去の警視庁機動隊観閲式の写真(特に特科部隊の隊形、指揮官の階級、特科車両に記載されている部隊番号等)、月刊誌「コンバットマガジン」に連載されていた元警視庁特殊部隊に在籍していたという伊藤氏が書いた「警視庁特殊部隊物語」や小説「テロの時代」などの資料がある。 コンバットコミックで有名な小林源文氏が特殊部隊のことを描いた漫画の後書きの中で「実は実際に日本にも対テロ特殊部隊が日本にもあるらしい。大阪国際空港や関西国際空港などでハイジャック対策の訓練が行われている。この特殊部隊の所属は不明だがゼロ中隊と関係者は呼んでいた」と記していた。 ●SATがゲリラ攻撃に対処!? 相手は、世界で一番「狂暴」といわれている人民軍レンジャー部隊。対戦車砲なども装備していると考えられる。 一方、地方警察のSATは、装備も全くない。武器もニューナンブなど警察拳銃とライフル。さらに、最近予算が付いたと思えば、使えもしない赤外線暗視カメラを購入。武器使用などについて警察法を改正しなければ全く活動できない(役に立たない)。 警察のSATでは、ろう城をしている軽装備(せめて相手の武装は自動小銃くらい) でも警察上層部が「面子」にこだわって無用の犠牲者を出す可能性も捨てきれない。警察は自衛隊の出動、とくに治安出動に関しては、自分たちの存在意義に係わる問題だと捉えてるフシがあるらしい。 余計な犠牲者を出さない為には、無理をせずに自衛隊の治安出動を要請して、普通科連隊や空挺団あたりに任せた方が無難。そのためのレンジャー訓練のはず。優秀なレンジャー部隊であれば、極めて速やかに効率よく確実に全員射殺できるであろう(ただ、人質がいても射つかも知れない……) あとは世論がそれを許すか否かである。 ●SATの狙撃チーム(掲示板より) 観測手は双眼鏡やレ−ザ−測距器などで距離を測定したり、犯人の様子をビデオで撮影したり、現場本部との無線交信などを行って狙撃手を支援するのが任務。 「暁に標的を撃て」 「プリンス号シージャック事件」でも、大阪府警警務部から派遣されたライフル射手が、やはり殺人罪で告発された。 |
◆メディアで報道されたSATDer Angriff II 時事掲示板への投稿を参考にしました。2000/12/26 ●1979年1月26日 三菱銀行北畠支店籠城事件 ●1992年 東京都町田市民家篭城事件 ●1995年6月21日 全日空857便ハイジャック事件 ●1996年5月9日
●2000年5月3日 西鉄高速バス乗っ取り事件
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