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都市ゲリラ・ミニマニュアル(都市ゲリラ教程)
The Minimanual of the URBAN GUERRILLA
by Carlos Marighella

 
都市ゲリラの資質
 

 都市ゲリラは勇敢で決断力に富んでいなければならない。また優れた戦術家で腕のよい射撃手でなければならない。都市ゲリラは武器・弾薬・装備の不十分さを埋め合わせるに足る注意深い人間でなければならない。

 本職の軍人や国家警察は、近代的な武器・車輌を持っており、どこへでも自由由在に移動することができる。都市ゲリラほそのようなものを持たず、逆に隠密に行動する。都市ゲリラは時には囚われの身となり、永久に釈放されなくなる公算が強くなった場合、自己の信条に反した文書を書かなければならないこともある。

 にもかかわらず、都市ゲリラは普通の軍隊や警察より有利な条件も持っている。軍隊と警察は、人民に憎まれている敵として行動する。しかし、都市ゲリラは人民と同じ目的のために行動するのである。

 都市ゲリラの武器は敵の武器に劣るが、士気の点では比較にならないくらい優っている。

 この士気の高さこそが、都市ゲリラを支えている力なのである。それゆえにこそ、都市ゲリラは幾度も攻撃し、その戦火をくぐりぬけるという責務を果たすことができるのである。

 都市ゲリラにとって、闘争のための武器を得るためには、敵の武器を奪いとるか、かすめとるかしなければならない。都市ゲリラが入手する武器は、このようにさまざまな方法で入手したものだから、規格はそろわない。また、種々の武器を使用しなければならないので弾薬も不足がちになる。さらに都合の悪いことに、ゲリラには射撃や狙撃の練習をする場所がない。

 したがって都市ゲリラは、創意工夫をこらして、こういった困難を克服しなければならない。彼が革命家としての役割を果たすためには、個々の状況に応じて創意工夫できる資質をもちあわせていなければならない。

 都市ゲリラは、あらゆる状況をみわたせる位置につく能力や柔軟性とともに、戦闘のイニシャチプ、機動性・適応性を持たねばならない。つねにすべてを見通すことは不可能である。しかし、だからといって状況に応じた決定を躊躇することは許されないし、また上部の命令が届くまで待っていることも許されない。彼の任務は、直面するさまざまな問題に的確な解決を与えることであって、それを回避することではない。たとえ誤ちを犯しても、誤ちを恐れてなにもしないよりはましである。戦闘のイニシャチプなしには都市ゲリラ戦はありえないのである。

 その他、都市ゲリラの重要な資質は次のようなものである。足が達者で、飢え、渇き、雨、日射に耐えられること、身を隠す術を知り、注意深いこと、人目を欺く術にたけていること、危険を恐れないこと、昼でも夜でも同じように行動できること、性急に行動せぬこと、どこまでも忍耐強いこと、最悪の条件の下でも冷静であること、決して痕跡を残さないこと、決して意気消沈しないこと。

 しかし都市ゲリラ戦で途方もない困難に直面して弱気になり、任務を投げ出してしまう同志もいる。

 都市ゲリラは、商取引をするビジネスマンでもなければ、劇中の俳優でもない。都市ゲリラ戦は、農村ゲリラ戦と同様に、ゲリラが自ら誓ってやるものである。ゆえに困難を恐れる勇気のない者や忍耐に欠けると思う者は、誓約を破る前にそのような任務につくことをやめるほうがよい。そういった者は、ゲリラに必要な基本的な資質を欠いているからである。

 

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都市ゲリラ・ミニマニュアル
はじめに定義資質生きのびるか技術上の準備武器射撃戦闘グループ兵站技術技術の特徴緒戦の優位奇襲地理機動性とスピード情報決断目的
行動様式と性格襲撃銀行襲撃奇襲と潜入占拠待ち伏せ市街戦術ストライキと作業放棄脱走、武器・弾薬・爆薬の強奪・奪取・流用囚人の解放処刑誘拐破壊工作テロリズム武装宣伝神経戦戦闘を行なう分析負傷者ゲリラの安全七つの大罪大衆の支持都市ゲリラ戦争はゲリラの学校である

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