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都市ゲリラ・ミニマニュアル(都市ゲリラ教程)
The Minimanual of the URBAN GUERRILLA
by Carlos Marighella

 
大衆の支持
 

 都市ゲリラにつねに必要なことは、大衆の代弁者となり、大衆の支持を得ることである。

 政府が無能で堕落している場合、都市ゲリラはためらうことなく反政府の立働を表明し、大衆の同情を得なければならない。現政府は人民に重税と莫大な負担を押しつけている。したがって独裁者の徴税機構を攻撃し、全力をあげて財政活動を妨害すべきところまでには煮つまっているのである。

 都市ゲリラは、税金や徴税機構を転覆させるためにだけ闘っているわけではない。物価をつりあげる政府諸機関・関係者も攻撃しなければならない。同様に、国内外の不当利得者・財産家に対しても攻撃を加えねばならない。すなわち、贅沢な生活の他、巨万の富を蓄えたり、物価や家賃を極端につり上げて不当な利益を蓄えている者に攻撃を加えなければならない。

 冷凍部門のような外国トラスト、食品の市場や製品を独占している北米人の工場を、組織的に攻撃しなければならない。

 われわれを包む大衆の支持を獲得するには、社会問題を執拗なまでに取り上げて、都市ゲリラの叛乱を起こすことである。重ねてくり返すが、これこそ大衆の支持を得る最上の方法である。住民の相当数がまじめにゲリラの行動を取り上げるようになれば、ゲリラの成功は疑いない。

 政府は抑圧を強める以外なすべき処置を知らないし、その余地もない。警察の包囲網は家宅捜査、無実の者や指名手配されている者の逮捕、道路封鎖をともなうので、都市生活を我慢できないものにする。軍部独裁は大量の政治的迫害を行使し、政治家の暗殺や警察のテロルを日常茶飯事のことにしてしまう。

 こういったことをしても、警察は確実に敗北していく。そうすると陸・海・空軍が動員され、警察の任務を肩代りするようになる。たとえそうしたところで、都市ゲリラの活動を抑える方法はない。そればかりか、国中に影響を執拗に拡げ、自由自在に移動している個々独立した多くのグループからなる革命組織を一掃することは、不可能である。

 人民は当局に協力することを拒否するものであり、政府に対する一般的見解は、政府が不当であり、社会間題を解決するには無能であり、反対者に対しては物理的弾圧だけしか行なっていないということである。

 国内の政治状況は軍事情勢に転化しており、ゴリラどもはますます失敗を重ね、暴力に訴えるようになってきている。さらに人民の生活はすでに破局に瀕している。

 すでに取り返しのつかないところまでに達している革命戦争の結果に恐れをなし、泥沼の淵をさまよっている軍国主義者や独裁者を見ていると、支配階級、右翼日和見主義者、非暴力主義者の間からつねに調停者どもが出てくる。彼らは陰でこそこそと手を取り合い、死刑執行人に刑をまぬがれるよう請いに行き、再民主化、憲法改正、その他大衆を蔑視した言葉をならべ、都市や農村での革命的叛乱を中止させよう七する。

 しかし、革命家を見るならば、軍部独裁を維持し、その犯罪を隠蔽するような人民の唯一の目的とされている"人民の選挙権"なるものが、茶番にすぎないことがわかる。

 "政治的解決"と呼ばれる選挙は、茶番にすぎないことを、日和見主義者どもに徹底させるために、都市ゲリラは破壊工作、テロル、強奪、奇襲、誘拐、処刑などをたえまなく行使し、攻撃を強化しなければならない。

 これが、政府やそれを認めている政党に関する会議の開催や党の再編で大衆をだまそうとすることに対する、都市ゲリラの回答である。あらゆる時代を通じて、議会や政党と呼ばれるものは、あやつられた人形や鎖につながれた犬と同じように、軍部独裁の許しの下に初めて機能するものであるからだ。

 人民の支持をかちとるための都市ゲリラの任務は、闘争を継続し、大衆の利益を忘れることなく、政府を危機に陥らせることである。こうした状況は、軍部独裁にとって気の毒であるが、誰も制圧しえない都市ゲリラの叛乱の発展のなかから、農村ゲリラ闘争を開始することが可能となる。

 都市ゲリラは、人民に味方した革命的行動を任務としている。そして北アメリカの軛(くびき)からわが国を解放するために、軍部独裁に対する闘争のなかから、大衆が参加することを求めているのである。都市から始まり人民の支持をうけて、いまや農村ゲリラ戦争は一方で都市地域の叛乱を継続しながら、苦心して下部組織を建設しつつ急速に発展してきている。

 

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はじめに定義資質生きのびるか技術上の準備武器射撃戦闘グループ兵站技術技術の特徴緒戦の優位奇襲地理機動性とスピード情報決断目的
行動様式と性格襲撃銀行襲撃奇襲と潜入占拠待ち伏せ市街戦術ストライキと作業放棄脱走、武器・弾薬・爆薬の強奪・奪取・流用囚人の解放処刑誘拐破壊工作テロリズム武装宣伝神経戦戦闘を行なう分析負傷者ゲリラの安全七つの大罪大衆の支持都市ゲリラ戦争はゲリラの学校である

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