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都市ゲリラ・ミニマニュアル(都市ゲリラ教程)
The Minimanual of the URBAN GUERRILLA
by Carlos Marighella

 
機動性とスピード
 

 警察が追いつけないほどの機動性とスピードを捷得するには、以下の条件が必要である。

  1. 機動化
  2. 地理の知識
  3. 敵の通信網と輸送網を遮断または破壊すること
  4. 軽量な武器

 都市ゲリラは、包囲網から、機動化された車輌を使って、わずか数分のうちに注意深く行動し、すばやく退却する。

 都市ゲリラは行手を詳しく知らねばならない。このため、出口なき裏道に入り込んだり、交通マヒ、赤信号にぶつかって身動きできなくなったりすることを避けるために、あらかじめ予備訓練をしておく必要がある。

 警察は都市ゲリラが使用している脱出路を知らずに追跡する。

 したがって都市ゲリラが地理に精通しているためすばやく逃れるのに対し、警察は道に迷い、追跡をあきらめることになる。

 都市ゲリラは警察よりもはるかに精通した地理の知識にもとづいて行動を起こさねばならない。この方法の第一の利点は、追跡不能なほど距離を開けることができ、脱出を容易にする。

 以上の予備対策に加えて、敵の通信網を考慮せねばならない。この場合、電話線が敵の情報の連絡を断ち切るための第一の目標である。

 たとえ敵がゲリラ作戦についで知識があったとしても、敵は兵砧輸送を近代的な交通機関に頼り、そのため大都市の莫大な交通量のもとで時間的な損失を被らざるをえない。

 混雑した交通は敵にとって不利だが、別に敵を追い越す必要がないわれわれには逆に利点になる。

 味方の安全を確保し、痕跡を残さないようにするには、以下の方法がある。

  1. 他人の車を使ったり、他人に多少の迷惑や損害をかけても警察部隊の進行を妨害すること。この場合、正規の免許番号を使用したり、身許が割れるような方法で行なってはならない。
  2. 道路を木、岩、溝、贋の標識、行止まり、回り道、その他巧妙な手段を用いて遮断すること。
  3. 道路に手製の地雷を仕掛けたり、ガソリンや火炎ビンで敵の車を炎上させること。
  4. 追跡中の敵の車のタイヤやエンジンめがけて機関銃やFALなどで一斉射撃し、使用不能にすること。

 警察や軍部ファシストは自らの威厳を保つために、銃やその他で体の隅々まで重装備して攻撃をかけてくるだろう。それに対し都市ゲリラは、簡単に運べる軽火器を用いるので、つねに正面戦を避けて最大限のスピードで逃走できる。都市ゲリラには攻撃し、すぐ退却する以外に任務はないからだ。

 もしわれわれが過重な弾薬や武器で重装備するなら、貴重な機動性を失い、完全な敗北に身をさらすことになるだろう。

 われわれが機動化されている限り、敵が騎兵隊で攻撃してきても不利な点はない。車は馬よりも速い。したがって車中から騎兵を狙うことともできるし、機関銃、火炎ビン、手榴弾を使って粉砕することができる。

 もちろん、歩行中の都市ゲリラでも、騎馬警官を狙うことは難しくはない。のみならず、道路に張ったロープ、ビー玉、コルクでも、彼らを落馬させるのに有効な手段となる。騎馬警官の大きな欠陥は、馬と騎手との両方を絶好の的にされるということである。

 ヘリコプターは、騎馬隊よりも速いからといって、追跡する場合に優れているとは限らない。馬が都市ゲリラの車よりも遅すぎるとすれば、ヘリコプターは速すぎる。時速二百キロメートルのヘリコプターでは、地上の人混みやたくさんの車のなかの目標に向かって射つこともできないし、逮捕するために街路に着陸することもできない。さらに低空飛行をしようとすれば、たえず都市ゲリラの恰好の餌食になる。

 

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都市ゲリラ・ミニマニュアル
はじめに定義資質生きのびるか技術上の準備武器射撃戦闘グループ兵站技術技術の特徴緒戦の優位奇襲地理機動性とスピード情報決断目的
行動様式と性格襲撃銀行襲撃奇襲と潜入占拠待ち伏せ市街戦術ストライキと作業放棄脱走、武器・弾薬・爆薬の強奪・奪取・流用囚人の解放処刑誘拐破壊工作テロリズム武装宣伝神経戦戦闘を行なう分析負傷者ゲリラの安全七つの大罪大衆の支持都市ゲリラ戦争はゲリラの学校である

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