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都市ゲリラ・ミニマニュアル(都市ゲリラ教程)
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都市ゲリラの技術上の準備 |
技術上の準備に特別の関心を持たない者は、都市ゲリラになれない。 都市ゲリラの技術的な準備は肉体の訓練から始まって、あらゆる種類の技術、とくに手工業的な技術についての知識と習得につきる。都市ゲリラは組織的に訓練してこそはじめて物理的な戦闘能力が得られる。戦闘の技術を熟知していなければよい戦士にはなれない。だから都市ゲリラは、攻撃、個人防御など多種多様な戦闘について学び訓練しなければならない。 肉体の訓棟に役立つことは、森林のなかで生存するためのハイキング、キャンプ、その他の訓練、登山、ボート、水泳、スキン・ダイビング、潜水夫としての訓練、釣り、モリ打ち、狩猟などである。 自動車の運転、飛行機の操縦、モーターボートや船舶の運航を覚えること、ラジオ、電話、電気機器のメカニックを理解すること、電子工学についての知識を持つことは非常に重要である。 器具もしくはその他の手段で自分の位置を知ったり、距離を推定して地図を作成し、縮図を書き、時問を計り、三角定規やコンパスを使ったりする地形学の知識もまた大切である。 印刷技術や印鑑づくりの知識、習字や文字のコピーをマスターすること、その他の技術を身につけることも必要である。それは都市ゲリラが破壊しようとしている社会のなかで生きて行くために、偽文書を行使する必要もある技術上の準備の一つである。 衛生兵の役目を果たさなければならない場合もあるので、医療看護、薬学、初歩的な外科医術、応急処置などの知識も持っていなければならない。 しかし、都市ゲリラの技術上の準備で一番重要なのは、機関銃、リボルバー、自動小銃、FAL、さまざまなタイプの散弾銃、カービン銃、臼砲、バズーカ砲などの武器の使い方を覚えることだ。 多くのタイプの弾薬や爆弾についての知識も大切である。爆薬のうちではダイナマイトの使い方をよく理解しなければならない。焼夷弾や発煙弾の使い方も無視できない初歩的な技術である。 武器を作ったり修繕したりすること、火炎ビン、手榴弾、地雷、手製の破壊装置の作り方や橋を破壊したり鉄道を切断したりする方法を覚えることも、都市ゲリラの技術上の準備として欠かせないものである。 都市ゲリラに最高水準の技術を習得させるために訓練センターがある。しかし初歩の試験に合格したもののみが、この学校に入学することを許される。すなわち、その初歩の試験の合格者とは、現実の戦闘という革命の炎のなかをくぐりぬけてきた者である。 |
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