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オサマ・ビン・ラディン情報

Osama (Usama) bin Ladin(Laden)
 

英国オブザーバー紙の記事より。

 

●エリツィンは空襲を弾劾

From staff and wires
1998年8月21日

ボリス・エリツィン大統領は、スーダンとアフガニスタンのテロ施設とされたものへのアメリカの攻撃を強く弾劾し、合衆国の行動を「不作法だ」と述べた。

しかし、大統領のスポークスマンは穏やかな表現で、エリツィンは爆破に先立って知らされなかったことに対して動転しているのだと述べた。

「私は憤慨し、[爆破を]非難する」とエリツィンが述べたのは、バレント海の海軍演習に出席するために北のムルマンスク空港に到着したときだった。

「私はこの攻撃が実施されることを知らなかった。それは、全世界が知らなかったということを意味する。そして、これは攻撃をいっそう不作法なものにした」とエリツィンは述べた。

見かけ上、エリツィンの言葉を和らげるために、報道スポークスマンのセルゲイ・ヤストルゼンスキーはすぐに述べた。「ロシアと合衆国は、世界のテロリズムとの戦いにおいては同じ船に乗っている」

「我々はまさにアメリカ人がケニアでこうむった損失の苦さを、何よりもよく理解している。我々は、世界のテロリズムと戦うことに関する問題について協調してきたし、疑いなく協調し続けていくであろう」

彼は、エリツィンの憤慨は、知らされなかったことに対してだ、と述べた。ロシアの通信社は、攻撃後に、合衆国の動機について詳細な説明を記した合衆国大統領ビル・クリントンからの手紙を受け取ったと報じた。

ロシア外務省は、軍事力の一方的な使用に関する論述を記した声明を発表した。

「国際社会全体による一致した行動のみが、テロを効果的に相殺しうる」と、省は引用したとおりに述べた。

国会では、ロシア下院の批判はいっそう鋭く、共産党議長ゲンナジー・ジュガノフは、合衆国は「国家テロリズムの政策に移行しつつある」と述べた。

国会はまた、9月にモスクワで開かれる予定のエリツィンとクリントンの間の首脳会談をキャンセルすることも政府に考慮するよう求める決議も通過させた。

 

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