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世界のテロ組織と対テロ組織
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オサマ・ビン・ラディン情報Osama (Usama) bin Ladin(Laden) |
ABCNEWSより。 |
オサマ・ビン・ラディン(Osama Bin Ladin)独占インタビュー
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ABCNEWS.com オサマ・ビン・ラディンは、敵についてはっきりと話した。その重要ポイントは次のとおりである。
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ジョン・ミラー:ビン・ラディンさん、あなたは全イスラム教徒に、できるところでできるときにはアメリカ人を殺すよう呼びかけるファトワを発行しました。それは全アメリカ人を狙っているのですか、アメリカ軍だけですか、サウジアラビアのアメリカ人だけですか?
オサマ・ビン・ラディン:我々がすでに述べたように、アラーは我々に、イスラムの土地からすべての非信仰者を除去するよう、この宗教で命じた。特に、カーバ神殿があるアラビア半島から。第2次世界大戦後、アメリカ人はより攻撃的に、強圧的になったが、それは特にイスラム世界においてであった。 |
ジョン・ミラー:ラムジ・ヨウセフは信奉者でした。あなたは彼を覚えていますか? あなたは彼を知っていましたか?
オサマ・ビン・ラディン:ラムジ・ヨウセフは、世界貿易センター爆破後、有名なイスラム教徒となった。イスラム教徒なら誰でも彼を知っている。あいにく、私は事件前には彼を知らなかった。
ジョン・ミラー:ラムジ・ヨウセフが逮捕されたとき、あなたが支払いをしていた迎賓館にいたというのは本当ですか?
オサマ・ビン・ラディン:ニュースで報道されて私が知っているのは、彼がパキスタンのホテルで逮捕されたということだけである。
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John Miller: ワリ・カーン・アミン・シャー(Wali Khan Amin Shah)はマニラで逮捕されました。アメリカ当局は、彼があなたのために働き、あなたに資金援助され、その地に訓練キャンプを作り、その計画の一つとしてマニラ訪問中のクリントン大統領暗殺計画があった、と信じています。
オサマ・ビン・ラディン:ワリ・カーンはイスラム教徒の青年である。アフガニスタンでは、彼は「ライオン」とあだ名されていた。彼は最もよい青年の一人である。我々はよい友人であった。我々は、アラーが惨めな敗北によって彼らを追い払うまで、ロシアと、同じ塹壕でともに戦った。あなたは、彼がわたしたちのために働いたと言ったが、我々のなかにはだれか他の人のために働く者はいない。我々はみなアラーのために働くのであり、アラーの報酬を末のである。そして、クリントン大統領暗殺計画についてあなたは述べたが、それは驚くことではない。私はそれについて知らなかったが、驚きはしない。
ジョン・ミラー:合衆国の連邦当局は、現在も、エル・ホハル(El Khohar)とリヤドで合衆国軍を攻撃するようにあなたが命じ、投資したという疑いについて捜査しています。 オサマ・ビン・ラディン:アメリカ政府をなだめるためにサウジ政府が人々を投獄したあと、我々は人々とイスラム教徒を目覚めさせ、Ulimaからファトワを実行した。最も有名なのは、デーク・サルマン・ビン・ファハド・アル・オデー(Dhekh
Salman bin Fahd al-Odeh)と、サファド・ベン・アブデル・ラーマン・エル・アウリ(Safad ben Abdel Rahman
el Awli)であった。 ジョン・ミラー:あなたはアメリカでテロリストのリーダーという烙印を押されています。あなたの信奉者にとって、あなたは英雄です。あなた自身ではどう考えていますか? オサマ・ビン・ラディン:以前にも言ったとおり、私はアメリカがどう言うかは気にしていない。我々自身と我が同胞たちは、崇拝してその書と預言者に従うように我々をお作りになったアラーの崇拝者であると見なしている。私はアラーの崇拝者の一人である。私はアラーを崇拝しており、それはアラーの言葉を掲げて全イスラム領からアメリカ人を追い立てるためにジハードを実行することも含まれる。
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ジョン・ミラー:アフガニスタンでムジャヒディーンがロシアを破るとは誰も考えていませんでしたし、誰もが驚きました。将来、中東におけるアメリカの関与と、あなたのようなグループのとる未来についてどうお考えですか。 オサマ・ビン・ラディン:アメリカの作ったNATOは、ヨーロッパとアメリカをロシアから守るために兵器を改良するのに4億5500万米ドルを費やしている。それでいて彼らは一発も撃っていない。アラーはイスラム教徒、アフガニスタンのムジャヒディーン、他のイスラム諸国出身の者とともに戦う者とともにいらっしゃる。我々はロシアと元ソ連邦と戦って、言うまでもなく彼らをうち破ったが、アラーが破ったために彼らはいなくなったのである。学ぼうと思う者に対して、これは学ぶべき教訓である。
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ジョン・ミラー:サウジ王室の未来と、そのアメリカ、ならびに合衆国軍との関係はどうなると考えていますか。 オサマ・ビン・ラディン:歴史はあなたの質問への回答を示している。国益を売り、国民を裏切り、イスラム国家から取り除く行動を行なったいかなる政府も、成功しないだろう。 ジョン・ミラー:サウジ政府は、アメリカ軍にとどまっていてもらいたがっていると思いますか? オサマ・ビン・ラディン:これは違いを作るわけではない。アメリカの反対、侵略、貪欲はいまだに存在しているからである。彼らは政府の言葉によって来た。政府がとどまってほしいと考えようと離れてほしいと考えようと、違いは生まれない。若者たちがあなた方に木の箱と棺桶を送るとき、あなた方はアメリカ軍人と民間人の遺体をそこに入れて去ることだろう。あなた方が去るのはこのときだ。
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ジョン・ミラー:あなたのメンバーがソマリアのアメリカ人を相手にしたときの状況を詳しく説明してくれませんか? あなたはどこにいたのですか? オサマ・ビン・ラディン:アラーが我々にアフガニスタンでの勝利をもたらしてくださり、正義が明らかになり、イスラム国家のイスラム教徒を数百万人殺害した者たちが死んだのち、イスラム教徒の精神から、超大国神話が取り除かれた。若者たちはアメリカを超大国として見るのをやめた。アフガニスタンを離れて、彼らはソマリアに向かい、長い戦いの準備をした。アメリカはロシアと同様になるだろうと考えて。しかし、彼らはアメリカが30万人の大軍を送り込んだときには驚いて、世界中からさらに多くの軍勢を集めた――パキスタンから5000人、インドから5000人、バングラデシュから5000人、エジプト、セネガル、その他サウジアラビアなどからから5000人。
ジョン・ミラー:多くのアメリカ人は、アフガニスタンで起こったような軍対軍の戦いは双方の軍にとって栄光であるけれども、世界貿易センターのように民間人や子供が殺害されるような爆弾を仕掛けるのはテロリズムだと考えています。 オサマ・ビン・ラディン:彼らが受け入れているわけではない話をしているね。アフガニスタンでの我々の勝利とロシアの敗退後、アメリカのメディアに誘導されている世界のメディアは、我々に反対するキャンペーンを始めた。ロシア人は1989年、ほとんど10年前に撤退したという事実にもかかわらず、それは今でも続いている。本物のテロリスト、アメリカ人に対してムジャヒディーンがとったいかなる行動もないのに、我々をテロリストとして糾弾するキャンペーンを行なってきたのである。これは一方的だ。 |
John Miller: あなた方のように、アメリカを攻撃するための方法と手段を決定する別の集団の指導者による高次の会議は存在しますか?
オサマ・ビン・ラディン:アメリカ人が聖地に侵入後、イスラム世界にはかつて見たことのない多くの感情が巻き起こった。大会議は数日前にパキスタンで開かれ、それにはパキスタンの150人の学者が参加した。会議の目的は、聖地を解放するために働き、この地域のイスラム大衆の間の努力を調整することであった。
ジョン・ミラー:大多数のアメリカ国民はオサマ・ビン・ラディンの名前を知らないが、まもなく知られることになるでしょう。アメリカ国民に何かメッセージがありますか。
オサマ・ビン・ラディン:アメリカ国民は、指導者の地位を売国的な指導者に委ねた、と言いたい。これは、クリントン政権で特にひじょうに明らかになっている。アメリカ政府は、アメリカの内部のイスラエル勢力を示すエージェントであると考えている。国防総省や国務省のように現在の政府の機密省庁や、CIAその他の機密治安機関を見れば、我々はユダヤ人がアメリカ政府で第一の発言権を持っており、それこそ彼らがアメリカを使って世界、特にイスラム世界での計画を遂行する方法なのである。
ジョン・ミラー:ビン・ラディンさん、わたしたちの聞きたいことはほとんど終わりました。私が尋ねていなくて、あなたが付け加えたいことはありますか?
オサマ・ビン・ラディン:我々はイスラム教徒大衆との密接な関係があるということを強調したい。アラーを称えよ。聖地解放問題は個人的な欲望ではなく、私は一人のアラー崇拝者であり、そしてイスラム国家のアラーの兵士の一人なのである。
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我々は、アメリカ政府のイスラム教徒に対するいかなる攻撃についても、また国民の利益に反する我々の国々の政権に対する支援についても、完全な責任を課す。我々はまた、イスラムの象徴、シャイフ・アブデル・ラーマンへの攻撃にも責任を課す。この方はアラーが真実を語るように勇気を与えた最も優れたイスラム教学者の一人と思われる。
ジョン・ミラー:どうなさるつもりか、短くお答えいただきたいのですが、アブデル・ラーマンが先週発表した新しいファトワについて述べる機会はありましたか?
オサマ・ビン・ラディン:ない。
ジョン・ミラー:あなたの持っている銃の話、それをどうやって手に入れたかをお伺いすることができるでしょうか? アフガン戦争のとき、キャンプへの3日間攻撃にいたロシア人との接戦で手に入れたというような伝説がいろいろあるのです。
オサマ・ビン・ラディン:我々はロシアとの危険な戦いをくぐり抜けた。ロシアについて語るのは、西洋に知られている残忍さと危険さで充分だ。彼らは我々に毒ガスを使い、私はそれを浴びた。彼らは我々の場所に航空機を使い、我々は多くの兵士を失ったが、以前と違って、多くの特殊急襲部隊攻撃を阻止することができたのである。
ジョン・ミラー:歴史によれば、1897年、テディ・ルーズヴェルトは前線で戦った栄誉ある状況で成長した裕福な人物であり、軍とは別の自分の部隊を集め、自分自身のメンバーを厳選し、戦闘に赴きました。あなたは中東版のテディ・ルーズヴェルトに似ています。
オサマ・ビン・ラディン:我々はアラーの崇拝者であり、我々の任務を遂行する。我々の義務は、すべての国家に、光と結合するよう呼びかけることだ。我々の第一の義務は、この宗教の民であることであり、この宗教のために戦うことである。
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