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世界のテロ組織と対テロ組織
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オサマ・ビン・ラディン情報Osama (Usama) bin Ladin(Laden) |
英国オブザーバー紙の記事より。 |
●クリントンはターゲットが民間のものだと知っていた アメリカの試験では、「致死的な」スーダンの工場に神経ガスの痕跡はまったく発見されていなかった。大統領はそれでもとにかく攻撃を命じた。 1998年8月23日日曜日 ビル・クリントン大統領は、スーダン化学工場への攻撃を合衆国に命じたとき、民間施設への爆撃を行なっているのだとわかっていた。彼に命ぜられたテストでは神経ガスの痕跡はその場所にまったくなく、最近その工場で働いていた二人の英国の専門家は明らかに非軍事的目的であったと述べた。 アメリカのアフガニスタンとスーダンへの攻撃後、合衆国とイスラム同盟国との関係において、この露見は危機を高めるであろう。イスラムは、この攻撃が国際テロに対する戦争の合法的な証拠を持つというはっきりした証拠をクリントンに要求してきた。 合衆国は、北ハルツーム(Khartoum)のアル・シファ(Al-Shifa)製薬産業工場が致命的なVX神経ガスの原料(ingredient)を製造していたと主張している。しかし、それがこの国の薬品需要の50パーセントを製造していたというスーダンの主張のほうが真実にはるかに近い。 証拠のいくつかの生き生きした断片は、この結論を示している。合衆国軍は、ガスの痕跡を探るための偵察飛行を行ない、痕跡がないと報告した。にもかかわらず、クリントンは直ちに攻撃を認可した。彼は、ガスがなければ大規模な民間の犠牲者が少なくなるとも告げられていた。スーダンは10人が傷つき、5人が重態であると述べている。 ベルファストの独自フィルム制作者であるアーヴィン・アームストロングは、ロンドンのスーダン大使館のためのプロモーションビデオを作るために昨年工場を訪れていた。彼はこう述べている。「アメリカはこれについて完全に間違っている」 「この国の別のところで、厳重な警戒に遭遇したが、ここではなかった。わたしは自由にうろつくことを許されていた。これは完全に普通のあたりまえのもののある化学工場であった――ステンレス・スチール大桶と技術者がいた」 ノーサンバランドのヘクサムのトム・カーナフィンは、1992年から1996年まで、その工場を所有するバーボウド(Baaboud)家の技術マネージャーとして働いていた。 「わたしはその工場の詳細な知識を持っているが、それは化学兵器製造には適していないものである」と彼は言う。 「アメリカは、兵器が工場の獣医学区域で製造されていると主張した。私は、[工場の]その区域についての詳細な知識を持っており、ここ数か月のうちに急激な変化が起こったのでない限り、化学兵器製造の要求に対処するための装備はない。 「空気密閉のようなものが必要だが、この工場には通りに面したドアがあるだけだ。工場はサウジアラビアに売られるところだった。彼らはアメリカの同盟国であり、工場がバグダッドのための兵器を製造していたという内容についても打倒だとは思えない。 「私は、スーダンで必要とされた個人的な医学知識を持っており、そこで働きすぎて死にそうになった。この工場が失われたことは、これらの薬品を必要とする農村にとって悲劇である」 近い未来にスーダンに戻り、バーボウド家のためにまた働くつもりだと述べるこの技術者は、アメリカの攻撃と、その結果失われた生命について非難した。 「私がその場所で茶を飲んだことがあるとか、私に挨拶してくれていた門番がおそらく今死んでいると思うと、妙な感じだ。バーボウド家はこれで完全に破壊された。個人的に知っている人たちが殺された――これはひじょうに動転することだ」 その一方で、英国のターゲットはいかなる報復攻撃にも含められないという保障が、東アフリカの二つの合衆国大使館爆破の背後にいると信じられている億万長者サウジ原理主義者のオサマ・ビン・ラディンに近い情報源から入った。 アフガニスタン国内の彼の訓練キャンプに対するアメリカの空爆に生き残ったビン・ラディンは、ロンドンのアラビア語日刊紙 al Quds al Arabi の編集者に電話し、合衆国とイスラエルを撃つことだけに関心があると述べた。
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