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オサマ・ビン・ラディン情報

Osama (Usama) bin Ladin(Laden)
 

ABCNEWSより。

 

世界最重要指名手配者との独占インタビュー
彼の誓い:アメリカ人を殺すこと

(資料:元CIA対テロ部長ヴィンス・カニストラロ/Map by Mark Bloch/ABCNEWS.com)
 

ABCNEWS.com
8月20日 ――彼のファトワは明白「アメリカ人は死ぬべきだ、早ければ早いほどよい」
 2か月前の脅迫は、真剣に受け取られている。国務省は合衆国軍基地を強化し、中東を旅行しているすべてのアメリカ人に特に注意を払うよう警告した。
 合衆国軍は、イスラムのテロリストが「アメリカ軍と民間人の死体を家に木の箱と棺桶に入れて送る」ときには、サウジアラビアを離れるだろう、とオサマ・ビン・ラディンはABCNEWS通信員ジョン・ミラーとの独占インタビューで誓った。
「我々は軍服を着た者と民間人に区別をつけない。彼らすべてがこのファトワの標的だ」
 今日、合衆国は、彼に関係しているといわれているテロ基地を攻撃した。

 

●テロ・サミットを開催

 ビン・ラディンは最近、原理主義過激派とテロ後援者の会合を開いた。150人以上の聖職者が、「ユダヤ人と十字軍に対するジハードのための国際イスラム戦線(International Islamic Front for the Jihad against Jews and Crusaders)に名を連ね、さまざまなファトワを発行した。しかし、合衆国安全保障分析家の関心を最もひいているのは、ビン・ラディンによるものである。
 アフガニスタンの隠れ場所からイスラム教過激派の私的テロネットワークを運営する大富豪のビン・ラディンは、必要があれば、アメリカの女性や子供たちも兵士と同様に攻撃すると脅迫した。彼の仲間は、地対空ミサイルを含む武器でよく装備されており、続く数週間のうちに攻撃できる、と彼は述べている。一つの可能性のある日は、6月20日、19人の合衆国兵士が死亡したホバル爆破事件記念日である。
 国家安全保障顧問サンディ・バーガー(Sandy Berger)はABCNEWSにこう語った。「オサマ・ビン・ラディンは、世界で最も危険な無国籍テロリストであろう。我々はサウジと確かに議論してきた。サウジはあらゆる用心を行なうであろう」

●全世界に手を伸ばせる

 民族の英雄になった男――同時に、増大するイスラム教過激論者のための、テロ活動の主要な投資家――からのばかにできない話。ビン・ラディンは過去5年間の世界のほとんどすべてのイスラム教過激運動とつながりがある、と、全世界の過激派の痕跡をたどった元CIA対テロ部長のヴィンス・カニストラロ(Vince Cannistraro)は語る。
「彼は、現在の世界の数多くのイスラム教闘士のための役割を示すモデルである。彼の経歴のために、そうなることはやむをえない、ということだ」とカニストラロはABCNEWSのコンサルタントに述べる。
 サウジから亡命して、現在はアフガニスタンの強硬なタリバーン政権の庇護を受けているビン・ラディンは、サウジ王家は合衆国軍がサウジアラビアで基地を占領することを認めたため、イスラムに対する罪を犯したと述べる。ビン・ラディンは自分自身――そして彼の相当な財産――を、全アメリカ人とユダヤ人がイスラムの聖地から追い出すため、そしてサウジ王家を転覆させるために専心してきた。

●テロの実績

 なぜ合衆国はビン・ラディンの警告をそれほどまでに深刻に受け取るのか? 第一に、彼はカネを持っている。彼の一族の建設企業は50億ドルの資産がある。第2に、彼はアフガン戦争でロシア人に対して前線で戦った経験のある部隊を有している。第3に、彼は実績を持っている。
 ビン・ラディンは、1993年10月、合衆国ヘリコプターをソマリアのモガディシュで撃墜して18人の軍人を殺害したロケット発射装置と部隊を所有している、と合衆国諜報機関は信じている。彼らはまた、1995年、6人のアメリカ人が死んだリヤドのサウジ基地爆破の背後にいるとも信じられている。
 そして彼は、世界貿易センター爆破の有罪判決を受けたラムジ・ヨウセフともつながりがある。ヨウセフは逮捕されたとき、ビン・ラディン出資のパキスタンのゲストハウスで暮らしていた――ビン・ラディンは爆破の不思議な資金源でもあったのではないか、とFBIが捜査することになったつながりである。ヨウセフは、ジャージー・シティからパキスタンへのいくかの銀行口座からカネを得ていた。調査官はこれらの口座をビン・ラディンと結びつけようとしている。
 リヤド爆破その他の特定の攻撃について尋ねられたとき、ビン・ラディンは直接答えるのを拒否する。しかし、彼は爆破者を賞賛する。「我々はこれらの若者を、預言者の計画にしたがった偉大なる英雄にして殉教者であると見なす。彼らに平安あれ。我々は呼びかけ、彼らは答えたのだ」

●テロ訓練の次の世代

 アメリカ当局を心配させるのは、明日のラムジ・ヨウセフたちにビン・ラディンが行なえることである。FBIは、ビン・ラディンが本質的に財団であるものを設立し、そこではいかなるテロリストでも申し込むことができる。
 カニストラロは述べる。「それこそ、これが新しい現象だという理由だ。国家の命令だけに従うグループの意のままに無限の資産を提供するのは、ある国家ではない。グループは、個人的な基盤上で作戦を実行する資金を、ビン・ラディンのような人物から手に入れることができる。そして、少なくとも彼が宗教的目的に合致していると考える限り、それを行ないつづけるであろう」
 その一方で、ABCNEWSは、ビン・ラディンの作戦について知っているある人物――ワリ・カーン――とFBIがひそかに話していたことをつきとめた。カーンは、ラムジ・ヨウセフとともに、合衆国航空機を太平洋上で爆破する計画を立てたことで有罪判決を受けた人物だが、FBIに、彼自身がビン・ラディンのマニラ訪問時のクリントン大統領と法皇暗殺計画などのテロ作戦を立てる鍵となる人物であったと語った。

●彼を止めるのは容易ではない

 カーンが命令を行なっていたかどうか聞かれて、ビン・ラディンは答えた。「ワリ・カーンはイスラム教徒の若者である。アフガニスタンでは、彼は「ライオン」とあだ名されていた。彼は若者の中でも最もよい一人だった。我々はよい友人であった。我々はともに、ロシアに対して同じ塹壕のなかで戦った」
 最近の演説で、クリントン大統領は、合衆国国民への攻撃に迅速な報復を約束し、テロに対して強硬なスタンスをとってきた。そして国務省は、さまざまな計画に関与しているとしてビン・ラディンを告発するための証拠を探すため、ゼロから始めた。
 しかし、連邦最高裁判所がビン・ラディンを告発するのに十分な証拠を聞くまで、彼は隠れる必要もない。そして、もし合衆国が彼を告訴するなら、アフガンの山中の逃亡地からの朝鮮に直面することになるだろう。そこで彼は、銃とロケット発射台を装備した3000人の信奉者に囲まれている。合衆国はパナマの実力者マヌエル・ノリエガを追い出すために小規模戦争を準備して以来、主導権が最大の問題となるだろう。
 その一方で、合衆国はビン・ラディンがどのような計画を立ててもいいように備えている。

 

 
このシリーズ
ビン・ラディンの巣窟への旅
オサマ・ビン・ラディン訪問
インタビューの起こし
ビン・ラディン――テロ銀行家、民族のヒーロー、追放者
攻撃に備える

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